ネタバレが含まれています。 これからご観覧になる方は読まないでください。
今日は久しぶりに時間が取れたので映画を観てきました。
作品は 「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 」 。
いえいえ、決して 「 男の物語 」 だけじゃありません。
ハラハラドキドキもなく、キュンとなるような恋愛映画でもなく、
驚愕の見せ場もありませんが、、、。
家庭も顧みない仕事人間の主人公。 年齢49歳。
これは今の時代、この年代には少なくないんじゃないでしょうか。
家族のために働いているのに、いつしか家族の心が
離れてしまってゆく・・・。
「 仕事はなんのためだ? 」 そう問う親友の言葉に向き合うこともせず・・・。
母が倒れ、それに畳み掛けるような喪失が彼を襲う。
さらに追い討ちをかける試練。
その中で娘も驚かせる彼の決断。
それは忘れかけていた自分の夢。
ばらばらにほつれていた家族の絆が丁寧に紡ぎ直されてゆく。
母と、娘と。
でも、妻とだけは・・・。
劇中中盤、 「 私たちはこのままでいいの? 」 と問う妻。
そのときにはかき消されてしまう、妻の問いはラストまで持ち越されます。
そうした中、エリート人生を捨ててまで叶えた夢をあきらめなければならない事故。
彼が無意識に積み上げてきた善意に応えるべく集まった人々。
「 人は独りで走ってるんじゃない。 電車も運転手だけの力で走ってるんじゃない。」
エリート時代、リストラで人を切り捨てた彼が。
「 会社は慈善事業じゃない。 」 と吐き捨てた彼が。
彼が守った 「 弱い人たち 」 に守られてゆく。
母の最期を運転席から見つめながらも電車を走らせる。
それは母親が一番望んだことだから。
脇役たちの演技も秀逸。 思わず笑ってしまうシーンも随所に。
ラストシーン、初めて夫の運転する電車に乗っていた妻。
「 初めて俺の電車に乗ってくれたな。 」 笑う夫に、
微笑みながら、戸惑いながら、田舎のプラットホームでもう一度
妻が問いかけます。
それは一瞬のような短い会話。
「 私たちはこのままでいいの? 」 と。
妻の問いに夫は・・・。
ここから先はどうぞ劇場で。
単線の、二両編成のローカル電車が出雲の美しい景色の中をゆっくりと走ってゆく。
もう、その風景自身が無言の答えなんですが、
その映像に、松任谷由美の書き下ろした主題歌が重なります。
それは静かで、心に染み入るエンディング。 アンサーソング。
夫婦というものを暖かく包み込む歌声とメッセージ。
ワタシ、せっかちなんで、ロールエンドが流れ出すと、
イスから立っちゃう人間なんですが、
( 特に洋画は歌詞の意味がワカラナイため 汗 )
今日ばかりは最後まで座ってました。
ユーミンのアンサーソングを最後まで聴いていました。
二本のレールは決して交わらないけれど、
それは終点まで続いてゆく。
あぁ、夫婦ってこうして歩んでゆくんだなぁって。
キラキラした恋に胸躍らせる若者に分かるかな。
この世代にならないとストレートに入らないんじゃないかな。
観る観客を選ぶ映画だと思いますが。
観る人によってはストライクど真ん中。
ワタシは夢をそのまま仕事にし続けられている幸福な人間ですが・・・。
夫婦、家族のありかたにだけはすっごい反省しました・・・。(汗
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