特に秋だから、というわけではないんですが、
「月に三冊は本を読もう」と決めています。
これがなかなかムズカシイんですが。
最近読み終えた本の中から、自分の記憶にもしっかり
留めておきたい箇所があったので、忘れないうちに
この場をお借りして書き残しておきます。
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釈尊が、舎衛で法を弘めていた時のことである。
釈尊は、当時の最下層の民衆が着る
「カサーヤ」という衣(ころも)を着ていた。
その姿を目にした、最上位の階層であるバラモンの男が
釈尊を侮蔑して言った。
「賤しい(いやしい)奴よ、そこにおれ。」
しかし、釈尊は怯(ひる)まない。
「バラモンよ。 あなたはいったい賤しい人とは
なにかを知っているのですか?」と問い詰める。
そして、「賤しい人とは次のような人である」
と、明晰な論陣を展開していったのである。
「怒りやすくて恨みをいだき、邪悪にして
見せかけであざむき、誤った見解を奉じ、たくらみのある人」
「偽りを語る人」
「悪事を行っておきながら
『 誰もわたしのしたことを知らないように 』
と望み、隠し事をする人」
「自分をほめたたえ、他人を軽蔑し、
みずからの慢心のために卑しくなった人」
「ひとを悩まし、欲深く、悪いことを欲し、
ものおしみをし、あざむいて
(徳がないのに敬われようと欲し)
恥じ入る心のない人」
「目ざめた人(ブッダ)をそしり」
「その弟子(仏弟子)をそしる人」
そして、釈尊は有名な言葉を発した。
「生まれによって賤しい人となるのではない。
生まれによってバラモンになるのでもない。
行為によって賤しい人ともなり、行為によってバラモンともなる」
中村元著 「ブッダの言葉―スッタニパータ」 岩波文庫より
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